診断と治療ハンドブック

参考図表

初回ART開始時期と推奨選択薬剤

Last updated: 2015-05-01

抗HIV治療の開始時期の目安(厚生労働省研究班 抗HIV治療ガイドライン, 2014年3月)

 

日本人に対する初回治療の際に主に推奨される薬剤
(厚生労働省研究班 抗HIV治療ガイドライン, 2015年3月)

薬剤の略称は抗HIV薬一覧を参照、
+rtv: 少量のRTVを併用、 /rtv: 少量rtvを含む合剤。
BID;1日2回内服。QD;1日1回内服。
*1. EFVは妊娠初期又は妊娠する可能性が高い女性には使用しない。
*2. HLA-B*5701を有する患者(日本人では稀)ではABCの過敏症に注意を要する。
ABC投与により心筋梗塞の発症リスクが高まるという報告がある。
*3. RPV/TDF/FTC、 EVG/cobi/TDF/FTC、DTG/ABC/3TCは1日1回1錠の合剤である。
*4. RPV、ATVはプロトンポンプ阻害剤内服者には使用しない。
*5. EVG/cobi/TDF/FTCはクレアチニンクリアランスが70 mL/min未満の 患者には開始すべきではない。

注(1): RPV + ABC/3TCは血中HIV RNA量が10万コピー/ml未満の患者にのみ推奨。ただし、DTG/ABC/3TCはその限りではない。
注(2): RAL以外はすべてQD。
注(3): 以下の薬剤は妊婦にも比較的安全に使用できる (DHHS perinatal guidelines 2014) ; TDF/FTC, ABC/3TC, ATV rtv, LPV/r。ただし、LPV/rを妊婦へ投与する際には、BIDを推奨。

Part3 解説編「初回抗HIV療法の開始時期と薬剤選択」を参照